SPフレキの耐震性

テクノフレックス『SPスプリンクラー巻きだしフレキ』が2011年10月、兵庫県「実大三次元振動破壊実験施設(E-ディフェンス)」の大型耐震実験の試料として採用され、実際に東北大震災及び阪神淡路大震災の地震波で製品が加振された結果、破断、損傷及び漏水はありませんでした。

実大三次元振動破壊実験施設(E-ディフェンス)での実験

実大三次元振動破壊実験施設(E-ディフェンス)での実験風景

実大三次元振動破壊実験施設(E-ディフェンス)での実験風景

高層階天井裏に配管

高層階天井裏に配管

南関東地域でM7クラスの地震の発生確率は今後30年間で70%程度と評価されていることを受け、文部科学省では理学・耐震工学・社会科学の各分野との連携により首都直下で発生する地震像を明らかにし、その被害の軽減を目的とした「首都直下地震防災・減災特別プロジェクト」を平成19年度から5ヵ年計画でスタートしました。

防災科学技術研究所は兵庫県三木市の「実大三次元振動破壊実験施設(E-ディフェンス)」で超高層のオフィスビルの長周期地震動を想定し、低層階(地上6階)と高層階(地上27階)の動きとなる環境モデルを作成しました。低層階(6階)は戸建住居スペース、高層階(27階)はオフィススペースをモデル化して、家具や事務機器のほか、天井裏のスペースに空調配管、衛生配管及び消火配管を実際に組んで実験をしたところ、各設備の機能維持が確認されました。 現在のスプリンクラー配管設備においてフレキシブルメタルホースを用いた巻きだし配管が主であることから、その製品代表として、当社のSP-1フレキが選定されました。

加振前

 

加振後

試験概要

設置箇所:
高層階地上27階相当の天井裏配管スペースに巻きだし配管として設置
設置姿勢:
上記写真の通り
運転条件:
清水充填、内圧0.6MPa加圧
加振条件:
①東北大震災の3倍の地震が発生した時の東京西新宿地点における長周期地震波に置き換えて加振
②阪神淡路大震災の75%の大きさの地震波で加振
 

結果

①の地震波により、巻きだしフレキが接続された枝配管は最大で130mmの振れが加わったとの報告を受けました。また、加振されていた時間は11分(660秒)と大変長い時間、揺れていました。しかし、加振後の目視確認において、当該SP-1フレキに、破断、損傷及び漏水は一切ありませんでした。

②の地震波では、巻きだしフレキが接続された枝配管の具体的な動き量は発表されていませんが、加振後の目視確認において、当該SP-1フレキに、破断、損傷及び漏水は一切ありませんでした。