- Q.
- フレキを用いた地震対策を計画していますが、どのように設置したらよいですか?
- A.
- 国土交通省などの工事仕様書に示されるようなエルボを介し、L字状にフレキを2本使用した形にしてください。
当社カタログ「フレキシブルメタルホース」45ページ 建築設備配管に於ける耐震措置をご参照ください。
- Q.
- フレキで軸方向の伸縮が吸収できますか?
- A.
- できません。フレキは伸び止めのブレイドにより耐圧強度が確保されますので、伸縮によりブレイドのテンションを阻害させるような使い方はしないでください。
- Q.
- 消防法の製品で水用と油用の違いを教えてください
- A.
- 消防法の製品には、消火水を送水する設備(消火ポンプ)の振動を抑える防振継手と、重油などに代表される可燃性危険物を備蓄するタンクの配管根本を地盤沈下などから保護するための可撓管があります。いずれも消防設備安全センターの評価を受けた製品ですが、使用用途が異なります。
当社製品の場合水用がF130・F135、油用はF140となります。
- Q.
- F110とF118の違いを教えてください
- A.
- F110は国土交通省共通仕様書に代表されるフレキシブルジョイントで、F118は同仕様書における防振継手です。動きのあるラインにはF118を選定してください。
- Q.
- 許容沈下量はどれくらいですか?
- A.
- 許容沈下量(Y)=50~500mmまで可能です。
- Q.
- 許容伸縮量はどれくらいですか?
- A.
- 許容伸縮量(X)=5~500mmまで可能です。
- Q.
- 構成材質は?(標準品の場合)
- A.
- ベローズ材:ステンレスです。その他は炭素鋼となります。
- Q.
- 端末継手の形状は?
- A.
- フランジ・メカ挿し・ベベルエンド・開先加工 となります。
- Q.
- 許容圧力は?
- A.
- 0.01MPa~3.0MPaまで可能です。
- Q.
- 配管用フレキでの施工は資格が必要ですか?
- A.
- 必要です。液化石油ガス設備における配管用フレキに関する講習の課程を修了した方、およびKHKに登録した方となります。
- Q.
- 他メーカーの継手の使用は可能ですか?
- A.
- 規格品のため使用可能です。
- Q.
- 被覆に長さの印字はありますか?漏れ発見機能はついていますか?
- A.
- いずれもあります。