株式会社テクノフレックス 巻き出しフレキ初、消防防災製品“推奨品”ブレイド付巻出しフレキ SP-B1/B2巻き出しフレキ初、消防防災製品“推奨品”ブレイド付巻出しフレキ SP-B1/B2

戻る
安全性の向上
①水撃圧力等の高圧力が加わっても伸びない

スプリンクラー配管が設置される天井裏の環境は様ざまで、建物の構造によっては外気温度の影響を受け易い場合があります。夏季の温度上昇や冬季の温度低下による配管の一部凍結は、配管内部の圧力を著しく上昇させます。本製品は消防庁告示第31号基準に定められた水撃圧力値(最高使用圧力の3.5倍=4.9MPa)を加えてもその伸びは極わずかで、初期の性能が低下しません。また、除圧後の残留伸びも殆どありません。(当社比)

耐圧 - 伸び
②水撃圧力が繰返し加わっても変形しない

前述の水撃圧力値=4.9MPaを繰返し加えても殆ど変形しないので、初期設置時の配管状態が変化することなく、天井裏の諸設備類との干渉やスプリンクラーヘッドの固定位置を変化させる等の心配がありません。下の写真はブレイド無し製品とブレイド付製品を同一条件で比較試験を行ったものですが、その差は明らかです。(当社比)

ブレイド無し製品
ブレイド付製品
③水撃圧力による繰返し曲げ性能の影響がない

伸びを抑えるブレイドが無いと水撃圧力のような過大な圧力が加わった場合ベローズの波形は伸びます。伸びたベローズは波形が乱れ、初期の性能が大きく変化します。下のデータは最高使用圧力が同一のブレイド無し製品とブレイド付製品を用い、水撃圧の影響を比較したものであり、水撃圧を加えない状態のものと、1回加えた状態のものを同一の条件で繰返し曲げ試験を行なった結果を示します。ブレイド付製品は繰返し曲げ性能の低下がほとんど無く、消防庁告示第31号基準の初期性能を維持します。(当社比)

繰返し曲げ試験方法概要
繰返し曲げ試験結果
まとめ

金属製フレキは局部に繰返しの屈曲が加わると疲労破壊する性質を持ちますが、加わった屈曲履歴を外観から判断することはとても困難です。また、破壊した場合の水損による影響は大きく、お客様に多大な迷惑を掛けてしまう恐れがあります。予め高寿命な製品とすることで予期せぬ事故を回避し、ご使用頂く皆様にとって安心な製品となるものと確信します。

巻き出しフレキ初、消防防災製品“推奨品”ブレイド付巻出しフレキ 製品詳細ページはこちら
SP-B1 スプリンクラー設備(湿式・乾式・予作動式)SP-B2 泡消火設備