製品案内

F140

危険物のタンク接続配管用
消防庁の基準(技術指針)に適合した形式評定品です。

F140 40A~100AF140 40A~100A 図面
F140 125A~350AF140 125A~350A 図面
口径
40A~350A
継手金具
JIS10K,ANSI/JPI150Lbフランジ
継手材質
SS400/SFVC2A,SUS304,316,316L
設計圧力
1.0MPa(常温)
適合仕様
(一財)日本消防設備安全センター形式評定品

・全長は、口径、軸直角変位量毎に規定されてます。
・口径、全長、各部材質をご連絡ください。
※400A以上はユニバーサルタイプにてご用意できます。
※ポンプ振動および激しい脈動の吸収には適応できません。

流体の危険物を貯蔵するタンクの接続配管には、タンクと配管との接合部分が地震等により損傷を受けないよう金属製可撓管継手を用いること、及びこの可撓管継手についての構造、寸法、性能等が消防庁で定められています(消防危 第20号、第59号 消防庁危険物規制課長通知)。

配管の施工にあたっては定められた可撓管継手を適用するよう行政指導されます。また、この可撓管継手の構造、寸法、性能は(一財)日本消防設備安全センターが確認し、評定するシステムがとられています。

金具長

口径 40A 50A 65A 80A 100A 125A 150A 200A 250A 300A 350A
金具長(mm) 40 45 50 60 65 105 135 140 160

※10K/接液部SUS304の場合
※金具長とは図の(L)の部分です。

消防庁の技術指針(抜粋)

最大軸直角変位量(mm)   50 100 150 200 250 300 350 400
口径(A)  
40A   500 600 700 800 900 1000 1100 1200
評14-323/TFW-0615 評14-324/TFW-0630 評14-325/TFW-0640
50A   600 700 800 900 1000 1100 1200 1300
評14-323/TFW-0615 評14-324/TFW-0630 評14-325/TFW-0640
65A   600 800 900 1000 1100 1200 1300 1400
評14-323/TFW-0615 評14-324/TFW-0630 評14-325/TFW-0640
80A   700 800 1000 1100 1200 1300 1400 1500
評14-326/TFW-1003 評14-327/TFW-1006 評14-328/TFW-1008
100A   700 900 1100 1200 1300 1400 1500 1600
評14-326/TFW-1003 評14-327/TFW-1006 評14-328/TFW-1008
125A   800 1000 1200 1300 1400 1500 1600 1800
評14-329/TFF-1503 評14-330/TFF-1506 評14-264/F-1540
150A   800 1100 1300 1500 1600 1700 1800 1900
評14-329/TFF-1503 評14-330/TFF-1506 評14-264/F-1540
200A   900 1200 1400 1500 1700 1800 1900 2100
評14-331/TFF-2003 評14-332/TFF-2006 評14-267/F-2040
250A   1000 1400 1500 1700 2000 2100 2200 2300
評14-333/TFF-2503 評14-334/TFF-2506 評14-270/F-2540
300A   1100 1400 1700 1900 2200 2300 2500 2600
評14-335/TFF-3015 評14-336/TFF-3030 評14-273/F-3040
350A   1200 1500 1800 2000 2200 2400 2600 2800
評14-337/TFF-3515 評14-338/TFF-3530 評14-276/F-3540
  • ・耐震性能
    • フレキシブルメタルホースは地震動による慣性力によって生じる応力及び変形により損傷等が生じないものであること。
  • ・耐久性能
    • フレキシブルメタルホースは次に掲げる試験を行ったとき異常がないものであること。
      ア. 最大軸直角変位量まで変位させた状態で1.0MPa以上の水圧を5分間加えた場合、各構造部材に有害な変形等がないこと。
      イ. 最大軸直角変位量までの変形を1000回繰返した後、1.5MPa以上の圧力で水圧試験を行った場合に漏れ、損傷等がないこと。
      ウ. 1.0MPaの圧力を2000回以上繰返し加圧した場合にフレキシブルメタルホースの長さが試験開始前の長さの105%以下であること。
  • ・水圧試験
    • 1.5MPa以上の圧力を10分間加える水圧試験を行ったとき漏れ、損傷等の異常がないものであること。