キリマワシフレキ 埋設用フレキシブルメタルホース
キリマワシフレキは、人力で自在に曲げられる埋設用フレキシブル継手です。現場にて角度調節できるため、水道管、ガス管、マンホールなど既存の障害物も容易に迂回でき、狭所での作業効率も飛躍的にアップします。従来のように直管を加工したり、曲管を組み合わせるなどの面倒な作業から解放されるばかりか配管工事の手間と時間が短縮できるため、工事のトータルコストが大幅に削減できます。 | 
            ![]()  | 
          
キリマワシフレキの優れた特長
- 1.
 - 人力で曲げられ、現場での角度調節が自在です。
 - 2.
 - 簡単な施工で、作業時間を大幅に短縮できます。
 - 3.
 - 地震から、配管を守ります。
 - 4.
 - 狭所での配管が容易です。
 - 5.
 - さまざまな管種にも接続可能です。
 - 6.
 - 軽量のため、現場取り扱いが容易です。
 - 7.
 - オールステンレス製のため耐久性が抜群です。
 
        
    キリマワシフレキ断面図

製作範囲
- 口径
 - 50A〜400A
 - 接続金具
 - GX形挿し口、K形継手、塩ビ管継手、ポリエチレン管メカ受け口、フランジ、パイプエンド
 - 全長
 - 仕様に応じて製作可能です。
 
キリマワシフレキの使用個所
ポンプ場、沈砂池、沈でん池、ろ過池、配水池、軟弱地盤、地層の境目、構造物との接続部、埋設障害物の迂回等許容軸直角変位量に対するフレキ可撓部長さ(CL)
※ CL=チューブ有効長(フレキ可撓部)
※ 長さは金具長を含まないフレキ可撓部の長さ
単位 mm
      | 口径(A) | 実用曲げ 半径(R)  | 
          許容軸直角変位量(Y) | ||
| 100mm | 200mm | 300mm | ||
| 50 | 230 | 390 | 570 | 750 | 
| 80(75) | 310 | 450 | 650 | 820 | 
| 100 | 400 | 510 | 730 | 910 | 
| 150 | 560 | 590 | 850 | 1060 | 
| 200 | 800 | 710 | 1010 | 1250 | 
| 250 | 950 | 770 | 1090 | 1350 | 
| 300 | 1400 | 930 | 1320 | 1620 | 
| 350 | 1500 | 960 | 1360 | 1680 | 
| 400 | 2300 | 1180 | 1680 | 2060 | 

※ 全長(AL)は、上記チューブ有効長(CL)に金具長を加えた長さです。
※ 金具長は金具長一覧を参照ください。
※ 全長の決定は、10mm単位は切り上げて100mm単位にして下さい。
固定配管での偏心量に対するフレキ可撓部長さ(CL)
※ CL=チューブ有効長(フレキ可撓部)
※ 長さは金具長を含まないフレキ可撓部の長
単位 mm
      | 口径(A) | 実用曲げ 半径(R)  | 
          許容偏心量 | ||
| 100mm | 200mm | 300mm | ||
| 50 | 230 | 390 | 570 | 730 | 
| 80(75) | 310 | 450 | 650 | 820 | 
| 100 | 400 | 510 | 730 | 910 | 
| 150 | 560 | 590 | 850 | 1060 | 
| 200 | 800 | 710 | 1010 | 1250 | 
| 250 | 950 | 770 | 1090 | 1350 | 
| 300 | 1400 | 930 | 1320 | 1620 | 
| 350 | 1500 | 960 | 1360 | 1680 | 
| 400 | 2300 | 1180 | 1680 | 2060 | 
固定偏心配管でフレキを使用した配管例
      
      
※ 全長(AL)は、上記チューブ有効長(CL)に金具長を加えた長さです。
※ 金具長は金具長一覧を参照ください。
※ 全長の決定は、10mm単位は切り上げて100mm単位にして下さい。
金具長一覧
単位 mm
      | 口径(A) | KU形 | 特殊一体形 | GX形 | フランジ形 (JIS/上水)  | 
          VS/VSR形 | VQ形 | PQ形 | 
| 50 | - | - | - | 50 | 250 | 190 | 145 | 
| 80(75) | 150 | 220 | (400) | 100 | 300 | 210 | 170 | 
| 100 | 150 | 220 | (400) | 100 | 300 | 220 | 175 | 
| 150 | 160 | 250 | (400) | 110 | 350 | 250 | 185 | 
| 200 | 180 | 300 | (400) | 140 | 400 | 280 | 230 | 
| 250 | 180 | 300 | (400) | 140 | - | - | - | 
| 300 | 230 | 350 | (※) | 160 | - | - | - | 
| 350 | (※) | (※) | (※) | 160 | - | - | - | 
| 400 | (※) | (※) | (※) | (※) | - | - | - | 
(※)の対象口型は別途お問い合わせください。
NS形は別途お問い合わせください。
接続継手形状
塩化ビニール管、ダクタイル鋳鉄管、ステンレス鋼管、鋼管、ポリエチレン管の全ての配管 材質に合わせた継手がご用意出来ます。
![]()  | 
          ![]()  | 
          ![]()  | 
        
![]()  | 
          ![]()  | 
          ![]()  | 
        
![]()  | 
          ![]()  | 
          ![]()  | 
        
45°ベンド形
        ※両端の接続継手形状は選択可能です。
90°ベンド形
        
    接続継手形状
| 継手記号 | 継手形状 | 備考 | 
| GX | GX形挿し口(ダクタイル鋳鉄管) | 絶縁仕様 | 
| フランジ形(JIS/上水) | JIS10K/上水フランジ | 絶縁ボルト/ナット/パッキンの使用で絶縁可能 | 
| PQ | ポリ用メカ受け口 | 離脱防止金具一体型 | 
| KU | K形受け口(ダクタイル鋳鉄管) | 絶縁仕様 | 
| KTS | K形挿し口【押輪一体型】(ダクタイル鋳鉄管) | 絶縁仕様(離脱防止金具) | 
| KS | K形挿し口(ダクタイル鋳鉄管) | 絶縁仕様 | 
| VQ | 塩ビ用メカ受け口 | 離脱防止金具一体型 | 
| VSR | 塩ビ用挿し口(塩ビソケット用) | 離脱防止金具ストッパー付き(要離脱防止金具) | 
| VS | 塩ビ用挿し口(メカニカル継手用) | 一部のメカニカル継手との接続は出来ません | 
取り扱い説明
キリマワシフレキ製品のお取り扱いについて
- 1.
 - キリマワシフレキは、薄板構造(チューブ)となっておりますので、布設時に鋭利な構造体での接触や、衝撃が 作用しないように注意してください。
 - 2.
 - 設置時は、両端の継手部を利用して搬出、搬入を行ってください。フレキ部にバンド巻きなどは行わないでください。
 - 3.
 - 曲げ変形を与える場合は、P21記載の最小曲半径以上で設置して下さい。
 - 4.
 - 曲げを与える箇所は、接続継手近郊は避けて中心部で曲げてください。
 - 5.
 - フレキを管軸方向に圧縮して取り付けないでください。
 - 6.
 - 万一、防食テープやポリスリーブが破損した場合は補修してください。
 - 7.
 - 取り付け時、フレキへ【ねじれ】を与えないよう取り付けてください。
 
GX型施工説明
GX形キリマワシフレキは水道本管におけるGX形ダクタイル鋳鉄管への接続が可能になる製品となっています。 本製品は全てステンレス製となりますが、GX形受け口に対応した継手形状となり絶縁対応の塗装仕上げとなって います。
GX型キリマワシフレキについては、以下の取り扱いに注意ください。
- 1.
 - 開封時に傷などの損傷がないか確認してください。
 - 2.
 - 接続継手及び口径が合致しているか確認してください。
 - 3.
 - 挿入時には、挿し口の絶縁処理(ライニング)を傷つけないように注意してください。
 - 4.
 - 接合要領は日本ダクタイル協会発行の JDPA W16に基づき施工してください。
 - 5.
 - 相手管受け口にはライナを使用してください。 (JDPA W16 直管受け口にライナを使用する場合をご参照ください)
 - 6.
 - 掘削幅はNS形と同等の幅としてください。
 - 7.
 - キリマワシフレキ側、リングジャッキ等を挿し口管部で固定してください。フレキ本体部【ポリスリーブ、保護 テープ(青色)】の部分にバンド巻などは行わないでください。製品損傷の原因となります。
 - 8.
 - レバーホイストを正対に2本使用し引き込んでください。
 - 9.
 - 接合側反対の挿し口端部にレバーホイストを掛けたり、バール等で梃子の要領で押し込まないでください。
 

	    











