波状ステンレス鋼管
日本水道協会 認証登録品
用途および特長
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波状ステンレス鋼管の特長
- 1.
- ステンレス鋼管に、波付け加工を施し、パイプに柔軟性を持たせた製品です。
素材は、日本水道協会規格「JWWA G 115」のSUS316ステンレス鋼管を使用しています。
さびに強く、波状部はステンレス鋼管以上の強度を発揮。埋設深さを選びません。 - 2.
- 従来配管と比較して、波状部を自在に曲げて配管できるため、途中の継手が不要となり、
漏洩防止に役立つとともに、工期短縮によりコストダウンが計れます。 - 3.
- 波状部は90°迄自在に曲げ角度の調節が可能なので、熟練工を必要としません。
- 4.
- 配水管からメーター迄の間に、波状管を使用することで、地震・不等沈下が生じても機器、
配管固定部及び継手部の損傷を防止出来ます。
ステンレス鋼管配管用波状管
P-P / N-P
- 口径
- 13Su~50Su
- 全長
- 〜4000L ※絶縁他、各種仕様については別途お問い合わせください。

水道用波状ステンレス鋼管
「JWWA G 119」規格品 P-P
- 口径
- 20Su~50Su
- 全長
- 4000L

製品のお取扱いについて(給水フレキシブル継手・波状ステンレス鋼管)
ご使用の前に必ず下記の注意事項をお読みください。
個々の製品における使用上の注意事項は、各型式頁に記載されておりますので必ずご確認ください。
1.製品選定
- ①
- 酸、硫黄を含む流体には使用できません。短期間で腐食の発生する可能性があります。
- ②
- 腐食性ガス、液体ガス、沿岸付近などの環境では使用できません。
- ③
- 使用圧力を確認してください。許容圧力を超えた使用は破壊につながります。
- ④
- 使用温度を確認してください。使用温度を超えた使用は耐久性が低下します。
- ⑤
- 使用目的を確認してください。配管の芯合わせ、耐震、地盤沈下対策など目的に合った製品を選定してください。
- ⑥
- 製品全長または許容変位量を確認してください。許容変位量を超える使用は製品全体の寿命を低下させます。適切な長さを選定してください。
2.製品取付
- ①
- 取り扱い説明書が付属されている場合には、説明書に従って取付を行ってください。
- ②
- 配管接続の際、極度に曲げないでください。曲げ部分の半径は「曲率半径」を下廻らない様に注意してください。
- ③
- 配管接続の際、ねじれを避けてください。ねじれは吸収できません。ねじ接続の場合、増し締めなどでねじらない様にしてください。
- ④
- 製品を縮めて(圧縮)して取付けないでください。製品の強度が極度に低下します。
- ⑤
- 平行ねじの場合、接合には必ずパッキンを使用してください。パッキンを使用しないでシール材またはシールテープを使用すると、漏洩の原因となります。
- ⑥
- 専用パッキンが付属されている場合、専用パッキンを使用してください。
- ⑦
- テーパねじの場合、接続にはパッキンを使用しないでシール材またはシールテープを使用してください。
3.運転
- ①
- 製品を取付ける配管は、強固で動かない配管である事を確認してください。製品に圧力が加わると過大な荷重が発生します。配管に損傷を与えないよう注意してください。
- ②
- 試験圧力(1.75Mpa)を守ってください。
- ③
- 衝撃圧を与えないでください。急激な圧力上昇は製品を損傷させます。
4.保管
- ①
- 製品は、屋内での保管を行ってください。
- ②
- 湿気を避け、雨水などが直接かからないよう充分な養生を行ってください。
- ③
- 製品の付近で作業を行う場合、溶接アーク、スパッタの付着に注意してください。
- ④
- 製品に重量物が掛からないよう注意してください。
5.廃棄
- ①
- 樹脂材、ゴム材、金属材と分けて専用の回収業者に委託して廃棄してください。