ごあいさつ

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すべては中国(天津)進出の英断から始まった

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テクノフレックスの歴史は、未踏の領域を切り拓いていく挑戦の歴史でした。わが国製造業の海外移転が本格化する以前の1988年、中国・天津市に管継手を生産する「天津天富軟管工業有限公司」を設立。1994年には中国依存度を下げるため、業界に先駆けてベトナムにも生産拠点を開設し、広くアジアの成長とともに歩んでいく経営姿勢を鮮明化しています。主力の生産工場を海外に配置したことにより圧倒的な価格競争力を獲得したテクノフレックスは、着実に市場シェアを伸ばし、現在は管継手のトップランナーとして業界を力強くリードする存在になりました。

新領域への挑戦は、海外進出だけではありません。新構造の非溶接型フレキシブルホースの開発や樹脂と鋼材を多層化したアルミ複合ポリエチレン管の市場投入など、業界に新風を吹き込む新技術・新製品を次々に発信し、お客さまの信頼に技術と品質で応えるソリューション企業として日ごとにその評価を高めています。

戦略投資とM&Aを通じて、成長マーケットの開拓に注力

テクノフレックスは、基幹事業で蓄積した技術資産と豊富な資金を活用して、早くから新分野、新領域への挑戦に取り組んできました。創業者・前島崇志の実母介護の経験から介護製品のレンタル等を手掛けるスペースケアを設立したことを皮切りに、TFエンジニアリングを中核とする工事業の本格展開、自動車部品やロボットアーム部品を生産するチューブフォーミングのグループ化、管継手事業とのシナジーが見込まれる多彩な分野に積極的に経営資源を投入しました。なかでも、スプリンクラー用のフレキシブルホースやアクアリザーブの貯水機能付給水管「マルチアクア」は、防災・減災の社会ニーズに応える画期的な製品として業界の内外で大きな注目を集めています。テクノフレックスは今後も、豊富な防災関連製品の開発と提供を通じて、わが国の危機管理システムの高度化に貢献していきます。

世界をつなぐチャレンジスピリット

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テクノフレックスの最大の強みは、時代の潮流を的確に捉える先見力と、さまざまな課題を解決してビジョンを具現化する決断力、実行力です。先駆者としてのチャレンジスピリットは、創業者から現体制へと確実に継承され、グループを支えるDNAとしていまも脈々と生き続けています。

ライフラインの点と点をつなぎ、プラントエンジニアリングやロボテックスなどの産業技術をつなぎ、高齢化社会をつなぐ――。人びとの安全・安心をつなぐプロフェッショナル集団として、テクノフレックスは誰もが幸せに暮らせる社会の実現に貢献してまいります。

代表取締役社長 sign

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