挑戦を積み重ね成長してきたテクノフレックスの歴史。なかでも1988年はテクノフレックスにとり、第二の創業と言うべき歴史的な年となりました。
同年3月、テクノフレックスは中国・天津市に天津天冨軟管工業有限公司を設立し、管継手の現地生産を開始いたしました。さらに1991年にはTFベトナムを設立。中国、ベトナム、日本の間に横たわる相違点にはこだわらず、同じアジアの国として、ともにアジアの発展を考える姿勢を貫き、テクノフレックスも中国もベトナムも、その当時の人々の予想を遥かに凌ぐ発展をとげてきたことが、時代を読み解く先見力と、時代を切り拓く決断力の正しさを証明したといえます。
現在、日本国内では人手不足が深刻であり、テクノフレックスグループにおいても消火設備配管工事の人員不足が課題となっております。TFベトナムにおいて、人材育成施設を設け、日本語実習と安全教育を含めた技術実技実習を行い、育成水準を満たした人材を日本において就業させ活躍できる育成コースを実施中であります。これも、当グループの考えるアジアの成長、人材育成であり、管継手事業(製造業)と管継手関連事業(工事業)のシナジーの具現化の一環でもあります。