特長・秘密 多様な形に変形することにより様々な場所で活躍

自由形

もっともシンプルな構造で、ストレート配管部に設置して軸方向、軸直角方向および角度変位を吸収します。過剰変位を防止するリミットボルト付きタイプもあります。

自由形

補強リング付き

高圧に対応するため、自由形ベローズに補強リングを取り付けた構造で、軸方向、軸直角方向および角度変位を吸収します。固定点等の破損により、ベローズが伸び切ってしまうのを防止するリミットボルト付きのタイプもあります。

自由形

ユニバーサル型

タイロッドボルトが取り付けられた構造で、軸直角方向の変位を吸収するL型配管等に使用します(※直線配管には使用不可)。ベローズの内圧水力はタイロッドボルトで拘束されているため、配管の固定点にはベローズの作動反力しかかからず、大きな固定点が不要になります。

ユニバーサル型

ヒンジ式

ヒンジアームとピンが取り付けられ、一方向の角度変位を吸収します。ベローズの内圧水力はピンで拘束されているため、配管の固定点にはベローズの作動反力しかかからず、固定点の設置の難しい配管系等に適しています。ヒンジ式を2つ取り付けた複式の場合では、軸直角方向の変位を吸収できます。

ヒンジ式

ジンバル型

ジンバルアーム、ピン、ジンバルリングが取り付けられた構造で、全方向(360°)の角度変位を吸収します。ヒンジ式同様、ベローズの内圧推力はピンで拘束されているため、配管の固定点にはベローズの作動反力しかかからず、固定点の設置が難しい配管系等に適しています。

ジンバル型

3点ヒンジ型

ヒンジ式またはジンバル式を3個取り付けた構造で、配管のXYZ方向の変位を吸収します。ベローズの内圧推力はピンで拘束されているため、配管の固定点にはベローズの作動反力しかからず、また3個の伸縮管継手を使用しているため、固定点にかかる荷重が非常に小さく、固定点を設ける際のコスト低減につながります。

3点ヒンジ型

バランス型

S形、T形バランスは直線配管に設置し、L形バランスは球形タンクの接続部等の曲がり部配管に設置します。 伸縮管継手を適正に機能させるためには、ベローズ内圧推力および作動反力に耐える充分な固定点が必要です。内圧推力はベローズの口径やかかる圧力に比例し大きくなるので、大口径で高圧がかかる場合、非常に 強固な固定点の設置が必要になります。設置場所等により充分な固定点が確保ができない場合は、内圧推力を打ち消し、固定点にはベローズの作動反力しかかからないバランス型の使用が非常に有効です。

S型

バランス型

T型

T型

L型

L型

角型

軸方向、軸直角方向および角度変位を吸収します。

角型