社会のライフラインを守る会社

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フレキシブルメタルホース、伸縮管継手は金属製品でありながら、配管や機器の変位および振動を吸収するための管継手であり、地震、地盤沈下、熱変化等による配管の伸び縮みを吸収します。その有効性を証明する事例としては、特に地震において効果が顕在化いたします。
1995年におきた阪神・淡路大震災の災害時、危険物配管からの油漏れや断水等の二次被害を防いでおります。その性能は、建築、上水道、産業機器、製鉄、石油化学、エネルギー等、広範囲に使用され、社会のライフラインを守っております。

耐震製品一覧

分野 製品
消火用 スプリンクラーフレキ(SP-SF,SP-X,SP-2) 詳細はこちら
F130(コネクター21/10K) 詳細はこちら
F135(コネクター21/20K) 詳細はこちら
危険物用 F120 シリーズ(F121,F122,F123,F124) 詳細はこちら
F140 詳細はこちら
ユニバーサル 詳細はこちら
ガス用 ステンレス鋼製 TR フレキ 詳細はこちら
水道用 波状ステンレス鋼管 詳細はこちら
給水用フレキシブル継手 詳細はこちら
キリマワシフレキ 詳細はこちら
仮設配管 詳細はこちら
SDF 工法用内挿ステンレス・フレキ管 詳細はこちら
ベローズ型伸縮・可撓菅 詳細はこちら

耐久性の立証

1995年の阪神淡路大震災の時にもその抜群の耐震性能を立証し、ベローズ形伸縮可撓管の性能が改めて評価されました。

キャプション

タンクの沈下600mm、
ベローズ形可撓管継手に漏れはない

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石油タンクに取り付けられたベローズ形可撓管。
これ程曲がっても漏れはない

キャプション

六甲大橋水道管が落下、
伸縮管は著しく変形したが漏れはない

キャプション

六甲大橋落下した水道管(700A)。
異常に変位した伸縮管、これでも漏れはない

阪神・淡路大震災 ベローズ形伸縮可撓管調査報告書

1995年1月17日早暁大地震が阪神、淡路地区を襲い、関東大震災に次ぐ大きな被害をもたらしてしまった。
大正12年(1923)関東大震災当時とは、比べものにならない強固な町作りがなされていたはずであるが、その地震の力は想像を絶し、耐震強度を考慮したビル、高速道路でさえ無残に打ち砕かれてしまった。
ライフラインという言葉が、毎日のように新聞やテレビで報道され、改めてパイプラインの重要性が見直された。
市民を一番困らせたのは、断水のため消火活動が出来なかったことと、その後の生活用水が全く使えなかったことである。人々は、給水車を待ち、支給弁当で生活する毎日であった。
暖房用灯油等については、石油元売会社のタンク損傷はひどかったものの配管の被害を最小限度にとどめ油漏れを防ぎ、大震災や爆発などの危険を回避することが出来た。
当社は、これらのライフラインの被害状況を把握、分析を行い、より安全なライフラインを作るための一助としたいと本書を作成した。

阪神・淡路大震災ベローズ形伸縮可撓管 調査報告書